昭和レトロな懐かしの雑貨にベンジンカイロがあります。
今でも冬の外出で頼りになる使い捨てカイロですが、
現在、あらためてベンジン懐炉が見直されているそうです。
ベンジンカイロが、日本が世界に誇る発明品であるのを
ご存知でしょうか?
ベンジンカイロは、クリーンな触媒発熱と
高い熱効率、半永久的に使えるのが大きな特長です。
昭和レトロな雑貨の人気は、元祖ハクキンカイロに続いて、
ジッポーブランドや彩り豊かなアルミ製なども発売されて、
中高年だけでなく若者も利用しているそうです。
この1、2年でベンジンカイロの若い人の利用が急激に
増加しました。
現在では、ベンジンカイロの利用者の全体の2〜3割は、
若者が占めています。
昭和レトロなベンジンカイロを発明した
ハクキンカイロ(大阪市西区)の現在の社長は、
3代目の的場恒夫さんです。
ベンジンカイロは、昭和52年までは年産100万個台ありました。
しかし、翌年からは、使い捨てカイロが登場した影響で、
61年以降は80万個台に減少しました。
ところが、懐炉の温熱療法が人気となり、
平成12年には100万個に回復しました。
そして、今でも、環境意識の高まりが後押しして
ゴミにならないことでも注目され、増加中です。
ベンジンカイロは、5仕様あります。
そのうち標準の「ハクキンカイロPEACOCK」は、
2800円、サイズは、幅68ミリ、長さ101ミリ、
厚さ15ミリです。
真鍮にニッケルクロムメッキがされて、
仕上げの輝きがたいへん美しいです。
懐炉のキャップの通気孔は創業以来クジャクのデザインで、
さらに、発熱が安定するよう緻密な計算がされています。
ベンジンカイロは、注油カップ2杯分(25cc)で、
最大24時間の発熱が続きます。
ベンジンカイロの熱量は使い捨てカイロの13倍あると
いうので、あなどれません。
発熱方法は発火していると思われがちですが、
発熱部のプラチナ触媒が、気化したベンジンを
水と炭酸ガスに分解する時に起こる酸化熱です。
40代以上にとっては、たいへん懐かしい昭和レトロな
雑貨です。しかし、10〜20代の若者にとっては
レトロな雑貨なのに触媒発熱のメカニズムやメタリックな
デザインがいいとなかなかの評判です。
また、ベンジンカイロは、プラチナが放射する
電磁波(遠赤外線)が、細胞活性化させる効果がある雑貨
でもあります。
ベンジンカイロを発明したのは現社長の祖父にあたる、仁市氏でした。
英国のロンドンで買った触媒ライターをヒントにして、
長年の研究の末、カイロへの応用で特許を取得して、
大正12年に会社は設立されています。
現在は、三十数カ国にも輸出されています。
特に、ベンジンカイロは環境意識の高い
ヨーロッパで需要が増加しています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080323-00000217-mailo-l27




